災害大国である日本では、大規模地震が発生した際に橋や道路などのインフラが崩壊するリスクに晒されています。
大規模地震が発生した場合、緊急搬送や物資輸送のために公共インフラが非常に重要な役割を果たすことになるため、橋や道路の崩落を何としても防がなくてはなりません。
当社では、コンクリート構造物の耐震性能を向上させることで社会インフラを支えています。
SERVICE.01橋梁耐震補強工事
落橋防止構造設置工事
落橋防止構造とは、橋の崩落を防止するための工事です。
大規模地震の発生時には橋梁全体に大きな揺れが生じるため、橋の上部構造が橋脚から落下して橋が崩落する恐れがあります。
これを防ぐためにP Cケーブルを用いて橋桁同士を連結したり、緩衝チェーンで橋脚と上部構造を連結する工事を行います。
支承取替工事
支承とは、橋の上部構造と橋脚を連結する部分のことをいい、地震の揺れを吸収するなど非常に重要な役割を持っています。
支承は路面からの漏水や経年劣化によって腐食したり、損傷したりするため、定期的に取替えなくてはいけません。
しかし、上部構造では常に車両が走行し、振動しているため、支承を取り替えるのは簡単ではありません。
三星テクノは交換が必要な支承を確実かつ安全に取り替える工事を行なっています。
炭素繊維補強工事
コンクリートの寿命は約40年と言われています。
湿度が高く雨が多い日本では、雨風や太陽光に晒されることでコンクリートにダメージが蓄積し、分解され、耐震性が低下してしまいます。
そこで公共構造物の耐震性を保ったまま延命させることが非常に重要になります。
三星テクノは炭素繊維シートを構造物に貼り付けることによってコンクリートの寿命を延命する工事を行なっています。
橋脚補強工事
振動や経年劣化によって橋脚の耐震性能は年々低下していきます。そのため橋脚の補強を行う必要があります。
弊社では橋脚に補強鋼板を設置して、コンクリートの間隙にエポキシ樹脂・モルタルを注入接着し耐力を増強する施工を行います。
エポキシ樹脂注入・剝落防止工事
コンクリート構造物は時の経過と共に表面が劣化してコンクリート片が剥落し、第三者への被害が発生することがあります。それを未然に防ぐため、弊社ではアンカーボルト設置、エポキシ樹脂注入によって剥落防止施工を行います。
SERVICE.02外国人技術者育成事業
弊社に優れた技術力を活かし、外国人の技術者を育成する事業を行っています。外国人技能実習制度に基づき、発展途上国からの技能実習生を受け入れ、育成することによって世界の公共インフラ構造物の安全に貢献しています。
弊社の技術者によって現場で直接指導を行うとともに、さまざまな技術系資格の取得もサポートしています。
三星テクノで取得できる資格
施工資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級建設機械施工技士
- 職長・安全衛生責任者
- コンクリート橋架設等作業主任者
- 型枠支保工の組立て等作業主任者
- 足場の組立て等作業主任者
- 玉掛け
- 有機溶剤作業主任者
- ガス溶接作業主任者
車両免許
- 中型自動車第一種運転免許(中型運転免許)
- 床上クレーン運転免許
- 小型移動式クレーン運転免許
- 高所作業車運転免許
特別教育
- 職長
- 安全衛生責任者
- 自由研削といしの取替試運転作業者
- フルハーネス型安全帯
- 有機溶剤取り扱い業務
- アーク溶接業務
- PCグラウト研修会
施工までの流れFlow
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お問い合わせ
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お打ち合わせ・ご説明
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お見積り
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現地調査
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ご契約
-
施工
調査診断
劣化・損傷原因は、経年・環境・物理的要因・施工など様々な原因が考えられます。
適切な補修補強・機能改善を行うためには、その劣化・損傷がどのような理由で発生しているかを的確に把握することがとても重要なことと考えます。
私達は診断のプロとして、技術と経験で対応いたします。
工法提案
補修・補強工法では、工事目的に沿った必要最小限での工法が用いられるのが望ましいと考えます。
弊社は、様々なノウハウを持ったメンテナンスの専門会社です。
ひとつの物件に対していくつかの工法で比較検討を行い、工事目的に最も適した補修工法をご提案いたします。
施工・管理
補修工事では、工事の性質上想定外の事態が頻繁に発生します。
例えば本来あるべきところに鉄筋がなかったり、あるべきはずの断面が半分になっていたりと、現場管理者の対応能力が問われる職種であると理解しています。
私達は数多くの補修現場経験から様々な事例を経験することで、早急な判断を必要とする現場においても優れた技術力で対応いたします。